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お米と花粉症

グルテンフリー米菜日和は葛飾区鎌倉にございます。
寅さんで有名な柴又帝釈天から歩いて15~20分の昔ながらの商店街に店舗があります。

先日、柴又にお住いのお客様からお電話があり、グルテンフリーパン&スイーツオリジナルセットのご注文をいただきました。商品を受け取りに見えたご婦人は「息子が花粉症を発症してしまったので、体質改善に小麦を控えようと思い、米粉のパンを探したのですが、なかなか米粉100%のパンがなくて調べていたら、こちらを見つけたので電話をしました。体質改善と言っても成長期の子どもなので、あまり制限をしたくなくて。」とお話しをされました。

春の花粉が飛散する季節、花粉症の方には辛い時期ですね。

鼻水、鼻づまり、目の痒み・充血、喉のイガイガ、くしゃみ、せきなど、また、頭痛や全身の痒みなどの症状が出る場合もあります。

花粉症発症の要因はいろいろですが、ひとつに不規則な生活リズムや睡眠不足、ストレスは、自律神経の乱れを生じさせて、免疫力が低下し、アレルギー反応が起りやすくなります。受験を控えているお子様は、特に睡眠不足やストレスで自律神経が乱れがちになります。

そもそも自律神経ってどういう神経なのでしょうか。

自律神経は、交感神経と副交感神経があり、行動している活動モードの時には交感神経が優位になり、リラックスしているお休みモードの時には副交感神経が優位になります。

私たちの臓器の殆どは、意識とは関係なく自律神経によって動かされています。呼吸・血流・体・体温・心拍・消化吸収などを自律神経が適切に調整して体を整えています。つまり、無意識のうちに交感神経が優位な状態と副交感神経が優位な状態とを切り替えられ、生きるために必要な生理現象を自律神経によってコントロールされています。

自律神経が上手くバランスをとれていればいいのですが、何らかの原因で乱れが生じると、免疫機能の働きが悪くなってしまい、花粉症を引き起こしやすくなります。

現代人は、常に交感神経が優位な状態が続き、自律神経のバランスが崩れて、さまざまな不調を引き起こしています。

では、副交感神経を優位な状態にするにはどのようにしたらよいのでしょうか?

これは、ずばり、食事をすることです。

口の食べ物が入り、よく咀嚼して、食べ物を十分に噛み砕いた後、飲み込み胃に送る、胃で消化して、更に腸に送る、食べ物が腸管をゆっくり通過する、この一連の消化吸収の過程が、副交感神経を優位にします。

1日3回のお食事で定期的に副交感神経を優位にすることが、自律神経のバランスを整えるうえでも、大切になってきます。

また、ゆったりとリラックスした時間を過ごすなども副交感神経を活性化します。

ご飯は、ゆっくり腸管を刺激しながら消化していきますので、自律神経のバランスをとるにはおすすめです。ご飯には腸内環境をよくする食物繊維も含まれていて、腸内環境が整うと、神経を安定させるために必要なビタミンB6が腸内で作られます。ご飯と相性の良いお味噌汁もおすすめです。

そして、食べ方も「ゆっくり、よく噛んで食べる」ことで副交感神経が活性化していきます。

花粉が多く飛散するこの時季、ご飯とお味噌汁中心に、咀嚼をしっかりするお食事にしてみてください。きっと症状が緩和されていきますよ。

お米はご飯で食べるだけでなく、パンでも食べることができます。

米粉100%のグルテンフリーパンは、花粉症の症状緩和にもお役にたつはずです。ぜひ、これまでとは違う、しっとり、モチモチのグルテンフリーパンをご賞味ください。

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