こんにちは。
健康食育シニアマスターの
印南恵津子です。

『骨の健康』は外から見ただけでは
わかりませんね。

骨密度を測るということもできますが
骨密度だけで『骨の健康』は測れません。

骨密度が高い数値で
骨が丈夫な方もいれば
骨折しやすい骨が弱い方もいます。


えっ！

骨密度だけじゃわからないの？


そうなんです。

骨密度に合せて『骨質』も
骨の健康に関わりがあります。


骨は毎日新陳代謝が行われています。
古い骨が壊れ、新しい骨ができる、
この繰り返しで骨を維持しています。

骨が「壊れる」と「作られる」速度

何らかの理由で
骨の壊れる速度より新しい骨ができる速度が
遅くなると骨は弱っていきます。

新しい骨ができる速度が遅くなる主な要因は

・生活習慣
・服薬状況
・食生活
・加齢
・ホルモンバランス
・運動習慣
・睡眠

などです。

特に骨の材料となる
食事の影響は大きくなります。

では『健康な骨』を作るには
どんな栄養が必要なのでしょうか？

カルシウム？

骨といったら「カルシウム」と
思われる方が多いですよね。
確かにカルシウムも必要です。

骨を強くするために
・乳製品をせっせと摂る
・カルシウムのサプリを摂る

をしていませんか？

実はこれ反対に骨を弱くしてしまう場合が
あるんです。

大量にカルシウムを摂取すると
カラダは恒常性を保つために
余分なカルシウムを排出するように
働きます。

その際にカルシウムだけでなく
他のミネラルも一緒に排出してしまうんです💦

せっかく摂ったカルシウムが
排出されてしまうなんて💦

おまけに他のミネラルも排出されてしまう💦

カルシウム多くとれば、骨がより丈夫になると
想いがちですが実はそうとも言えないのです💦

骨が「壊れる」と「作られる」速度

『健康な骨』を作るために必要な栄養素は
カルシウムだけでは片手落ち

・ビタミンD
・ビタミンK
・タンパク質
・ビタミンＢ

なども必要不可欠

「ビタミンＤ］は食事で摂る以外の
日光浴で効率よく体内で作られます。

皮下脂肪にあるコレステロールの一部が
日光を浴びることによって
ビタミンＤになります。

気持ちよく日光浴をするだけで
体内にビタミンＤが作られるとは嬉しいですね。

ビタミンＤは
肝臓から腎臓へ運ばれ
腎臓で「活性型ビタミンＤ」に変換されると
カルシウムの吸収効率が上がります。

栄養摂取はバッチリ！なんだけど

「健康な骨」を作るために
必要な栄養をバランスよく摂っているのに

骨が強くならないのは、なぜ？

摂取した栄養は、消化吸収を経て
体内で利用されます。

食のサポートをしていると
この「消化吸収」の点を
見落としている方が多いと
感じています。

何を食べるかを意識することも大事ですが
体内に入って
どのように消化吸収され、栄養が使われていくかも
非常に重要なことです。

せっかく摂った栄養が
体内で上手く使われないとしたら
いくら食事バランスに気をつかっても
無駄になってしまいます。

体内で効率よく栄養が使えるには

効率よく栄養を吸収するには
「胃腸の働き」がカギを握っています。

何かの栄養が足りないかな？
と思ったら
先ず胃腸機能に注目してみてください。

胃腸機能が低いままでは
摂った栄養が効率よく吸収されません。

勿体ないですよね。

胃腸機能はバッチリなんですが。。。

「健康な骨」を作るための栄養はバッチリ！
胃腸機能もバッチリ！

なのに

骨が強くならないのは、なぜ？？？

食事から摂った栄養は
自動では運ばれませんし、
分解、合成も自動ではできません。

何が必要でしょうか？

そう、運ぶため、分解合成をするために
『エネルギー』が必要です。

エネルギーは
脂質、タンパク質、炭水化物から得られます。

その中でも
エネルギーになりやすく、
燃えカスの残らない、クリーンなエネルギーの
炭水化物の摂取がおすすめです！

え～

骨に必要な栄養も炭水化物も必要💦

あれもこれもって
面倒くさい！

大丈夫！

簡単に栄養バランスの良い食事を摂る方法が
有ります。

～つづく～

最後までお読みくださり
ありがとうございます！

健康食育シニアマスター
印南恵津子

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