こんにちは。
健康食育シニアマスターの
印南恵津子です。
前回は「脂肪細胞」の大きさによって
健康を保つ働きするか
反対に健康にリスクになる働きをするか
の違いをお伝えいたしました。
今回は、
最も怖い第3の脂肪について
簡単に書いてまいります。
脂肪は
・皮下脂肪
・内臓脂肪
がよく知られていますが、
第3の脂肪があることをご存じの方は
少ないようです。
皮下脂肪、内臓脂肪は脂肪細胞の中に
脂肪が溜まります。
溜まるべき場所にたまる脂肪です。
そして、第3の脂肪は、
本来溜まってはいけない場所に脂肪が溜まって、
様々な健康リスクを伴っていきます。
例えがおかしいかもしれませんが、
もし、歯が本来あるべき口の中ではなく
耳あったらどうでしょう?
とても聞きづらくなりますね。
目が頭皮にあったらどうでしょう?
髪の毛が邪魔をして、
とても見えづらいですね。
この2つの例えのように本来あるべき場所でない
所につくと、それぞれの器官の働きが阻害されます。
同じように本来あるべき所ではない場所に
脂肪がつくと、脂肪がついた器官の正常な働きが阻害されます。
この脂肪が「異所性脂肪」です。
異所性脂肪が臓器に蓄積した場合、
その臓器の働きが正常に働かず、身体全体に影響を
与えてしまいます。
心臓周辺に異所性脂肪が溜まると
心臓に栄養や酸素を運ぶ血管に悪影響を与え、
心筋梗塞などの引き金になると考えられています。
肝臓に蓄積すれば
脂肪肝となり、肝硬変➡肝がんのリスクも高まります。
筋肉に蓄積すると
インスリンの効きが悪くなり、高血糖状態が続き
糖尿病のリスクが上がります。
骨格筋に入り込んだ脂肪細胞にたまる脂肪は
霜降り状態で白く画像に映りますが、
筋細胞に入り込んだ脂肪は画像には映らないのです。
骨格筋に脂肪が溜まれば
糖を取り込めず、血管内が高血糖状態のまま続き
糖尿病にリスクが高くなってしまいます。
異所性脂肪蓄積により
内臓や筋肉に慢性炎症が起こると
身体全体の機能が低下し、
様々な疾患につながっていきます。
異所性脂肪は、
40~50代の半数以上に危険な量が蓄積されていると
言われています。
これは、痩せている方も例外ではありません。
見た目の太っている、痩せているに関係なく
蓄積する脂肪です。
健康リスクの高い「異所性脂肪」
やはり、日々の食生活や運動習慣が
影響しています。
異所性脂肪が溜まりやすい
食生活を見直し、適度な運動で
改善し、落せる脂肪です。
まずは
・3食定期的に食事をする
・よく噛む
・食事バランスを整える
から始めてみましょう。
さらに具体的な方法は
無料相談をご利用ください。
最後までお読みくださり、
ありがとうございます。
米菜日和 主宰
健康食育シニアマスター
印南恵津子
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