こんにちは。
グルテンフリー米菜日和(まいさいびより)です。
最近、米粉が健康に良いと、選ばれる方が増えています。
正直、米粉のパン&スイーツを作っている身としては、凄く嬉しいです!
・花粉症で受診した際でドクターから小麦を控えるように言われて、
米粉100%のパンを探していました、とお電話をいただいたり、
・副腎疲労症候群で、ドクターから小麦は摂らないように言われて、
米粉100%のパンを探していました
・肌荒れで皮膚科に行ったら、小麦を避けるように言われました
・グルテンフリーをしたら、凄く体調が良くなったので、パンも米粉のパンに
しました
・潰瘍性大腸炎で小麦が食べられなくなったので、パンは食べらないと思って
いたら、米粉100%のパンがあると聞いたので予約しに来ました
・ダイエットにもいいと言われたので、米粉100%パンを探してました
・小麦を摂ると酷い頭痛が起るので、パンは避けていましたが、
米粉のパンなら食べられるので嬉しいです
などなど、
様々な理由から、米粉100%のパンを求めていらっしゃる方が増えて
きているなぁと感じています。
リアルにお客様の声が聞けるのが実店舗のいいところです。
日本では、米粉は昔から使われてきました。
和菓子でよく使われる「上新粉」「上用粉」「白玉粉」「餅粉」
「道明寺粉」など、他にもたくさんあります。
粉によって、もち米、うるち米、または両方が使われています。
グルテンフリー米菜日和のパンやスイーツに使われる米粉は、うるち米を微細に製粉したものになります。
長年使われてきた米粉には多くの種類があり、私たち日本人の食性活に根付いている食材ですが、米粉でパンを作るということはありませんでした。
なぜでしょう?
それは、米粉にはグルテンがなく、デンプンのネットワークができず、パンを作ることが不可能だからです。
グルテンは、小麦粉に水を加え、捏ねるとできるもので、これがパンを膨らませたり、ふんわりと仕上げたり、麺にコシを出したりモチモチした食感をだすことができます。
ただ、このグルテンはひとによって腸に負担をかけてしまい、アレルギーなど様々な不調の原因にもなったりします。潜在的にはかなりの割合でグルテンの影響を受ける方がいるようです。
このような背景から、最近では米粉のパンを求める方が増えてきたのですが、
残念なことに、米粉100%のパンは非常に少なく、小麦やグルテンが使われていることが殆どで、
またあったとしても増粘剤などの添加物が使用されていたり、食味がよくないものもあります。
身体に負担をかけずに美味しいパンが食べたいから、米粉パンを選んでも、
米粉100%ではない、グルテンが添加されている、添加物が多い、美味しくない、食味が良くないのでは、食事を楽しむことができませんよね。
私の母も大病を患った際、ドクターから小麦の摂取を避けるように言われ、
米粉パンを食べていたのですが、とても美味しいとは言えないものでした。
もっと美味しい米粉パンを食べさせてあげたい、体調が良くない時は食欲も落ちるので、美味しいものでなければ食も進まない、いくら体に良くても我慢して食べるのでは、食の楽しみを味わえないどころか、拷問にも近いと思いました。
何とか「美味しい米粉パン」を作れないものかと試行錯誤で作も、全て失敗。
諦めかけていた時に出会ったのが「大塚せつ子先生」でした。
それまで食べてきた米粉パンとは、まったく違い、何とも言えない美味しさに感動しました。これを作りたい!
そして大塚先生のレッスンを受け始めたのが平成21年。それからずっと先生にはお世話になっています。
当初は米粉パンを作る工程は簡単なものではありませんでした。デリケートな米粉は厳格な温度管理に加え、水分調整、発酵環境など、調整に気が抜けない工程がいくつもありました。
あれから十数年、米粉の世界も格段に進化し、今では手成形もできるようになり、パン作りの面白さも体感できるようになりました。
更には、ご飯を炊くように簡単に米粉100%のパンも作れるようになりました。
この技術を米菜日和でもレッスンでお伝えしていきます。
レッスン内容は、随時サイトに掲載をして参ります。
皆様のご参加お持ち申し上げております。